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時計相談室

クオーツの精度微調整

2014/09/07

質問者:ぱるる

オメガシーマスタ-120mのクオーツモデルを18年間愛用しています。
先日、雨の日に時計を見ると、風防の内側が曇っていました。どこからか水分が侵入したようです。
しばらく、竜頭を引き出して、乾燥剤と一緒に密閉した箱に入れていたら曇りはなくなりました。
しかし、12時、3時、6時位置の蛍光塗料に少し色ムラができてしまいました。
また、購入時からなのですが、精度が少し悪く、月に30秒ほど進みます。
デザインは気に入っているのですが、精度が悪いことが気になっており、新しいものを購入すべきか迷っている状況です。
そこで教えていただきたいのですが、
?一度水が入った時計は、クオーツであれ、オーバーホールしないと故障につながるでしょうか?
?文字版の蛍光塗料はもとに戻せるでしょうか?
?クオーツ時計は精度の微調整ができるものなのでしょうか?

2014/09/08

Re: /回答者:tamtime

ぱるる様、お問い合わせありがとうございます。

ご使用されてきた期間にオーバーホールはされていますか?
「クォーツ時計はオーバーホールは不要である」という間違えた情報もあるようですが
クォーツ時計も機械式時計と同様に精密な注油がなされており、当然の如く油が劣化、
乾燥しますので4~5年に一度はオーバーホールが必要となります。
クォーツ時計の基本精度の合格範囲は月差±20秒ですから「月に30秒ほど進む」のであれば
オーバーホールと合わせて精度調整が必須です。

ムーブメントには数種類の粘度の異なる油が、非常に精密な分量にて注油がなされております。
水分の進入により、そのバランスが簡単に崩れてしまいますのでムーブメントに
水や湿気が入ったならば必ずオーバーホールをする必要があります。

文字盤の夜光塗料はデザインによって再塗布が出来るもの、出来ないものがあります。
出来る場合はおおよそ¥4,000程度です。
出来ないものの場合は在庫があれば文字盤交換となります。

詳しくは拝見の上、ご案内させていただきます。
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