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時計相談室

ラグ内側の傷について

2021/08/17

質問者:た

こんにちは。教えてください。
ベルト交換でラグの内側に傷をつけてしまいました。
内側なので細かい傷は気にしませんが、今回少し深めの傷を入れてしまいました。
こちらは研磨などで傷を消す事は可能でしょうか?

2021/08/18

Re: /質問者:tamtime

た様、お問い合わせありがとうございます。

ラグの内側という部分はバフが届かない部分であるため
本来、ケース研磨においてもあまり手を掛けない部分です。(掛けられない部分です)
目立たない場所ということもあり元々、ケース製造時からBランクの仕上げという感じです。

この部分を磨く場合、バフでは大きくて届きませんので小さいリューターでの作業となります。
ただし、リューターではバネ棒の穴を広げてしまうなど、壊してしまう恐れもあるので
特に配慮が必要なところになります。
以上のことから、思い切ったキズ取り作業が出来ませんので深いキズは取り切れずに
残ってしまうと思われます。
キズ取りとは、キズの一番深いところまでを「削り取る」ということです。
キズのある平面を削り取る イコール バネ棒穴が浅くなるということですのでお薦めも出来ません。
バネ棒穴を壊さない限度までの作業となりますので、費用をかけられても
あまり効果は見られないかもしれません。

価格はおおよそ¥5,000です。

カテゴリー: キズ取り研磨  タグ:

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