tamtime

修理のご依頼・見積り

時計相談室

ガラスの中の曇りと蛍光塗料の剥れ

2022/08/30

質問者:kaxtuta

仕事でよく水を使いますが、時計のガラスが曇る様になり、
高くの時計店で内部乾燥、パッキン交換してもらいましたが、やはり水仕事をすると曇りもう一度持って行くとリューズのパッキンかもしれないとのことでした。
あと文字盤や原の蛍光塗料が剥がれ塵の様なものがガラスの中にあり気になります。
曇らなくし、文字盤、針の再塗料をして頂くと、いくらくらいになるのが教えて下さい。

2022/08/31

Re: /質問者:tamtime

kaxtuta様、お問い合わせありがとうございます。

画像を拝見すると、水入りしていることがわかります。
内部に水が入ると大事な油がすべて流れてしまいます。
油は、細い針の先に1滴、2滴というごく微量が指定箇所へ
適切な量の注油がなされております。注油箇所により油の粘度が違うため、
数種を使い分けるなど、とても精密な注油となります。
また、ムーブメントを構成する部品は防錆加工がなされていないため、すぐにサビが出はじめます。
水や湿気が入ってしまった時計は、オーバーホールが必須となります。

弊社でのオーバーホール基本料金は、クォーツの場合¥22,000、機械式の場合¥30,000です。
裏蓋パッキン、リューズパッキンの他、可能ならばガラスパッキンの交換も必要です。
その他、部品交換が必要な場合には部品代金が別途、加算となります。

針の夜光塗料も今後、水分でふやけて劣化し剥がれてしまうと、その粉がムーブメントに
入り込み、止まりなどの原因となりますのでこのタイミングで夜光塗料の塗り替えを行います。
夜光塗料の再塗布はおおよそ¥6,000です。
文字盤の夜光塗料は残念ながら再生することは出来ません。

詳しくは拝見の上、ご案内させていただきます。
お見積り・修理のご依頼は、ページ下「修理のご依頼・見積り」からお申し込みください。

カテゴリー: 針・文字盤  タグ:

返信する

名前
本文

※反映まで少しお時間かかります。
※ボタンタップは一度だけでお願い致します。