80年代のCasio sa-430です。傷を全てとっていただきたいのですが特にヘアラインのところを発売当時のような仕上げにできないでしょうか？パーツにあるカシオのロゴが消える可能性はない事はないと思いますがそれでもやってもらいたいです。裏蓋の丸いヘアラインもケース同様にできないでしょうか？このsa-430は試しですのでもし結果が良かったらこちらで保管しているsa-430gに同じ事をしていただきたいです。違いは写真に写っているケースのみが合金みたいな物でできていて、パーツとケースが金メッキになっている事です。その際、再メッキも依頼しようと思います。

カイオ様、お問い合わせありがとうございます。

まずはじめに、
このケースの素材はステンレススチールではありません。
アロイ合金（錫と亜鉛の合金）もしくは真鍮でしょう。
アロイ合金にパラジウム系統の銀色のメッキをかけたものです。

キズ取り研磨や再メッキ加工を実施するためには古いメッキを剥離する必要があります。
ところが、アロイ合金や真鍮のケースはメッキ剥離溶剤を使用することが出来ません。
溶剤がアロイ合金や真鍮を侵してしまうためです。
そのため、研磨によるメッキ剥離を行いますが、シルバー色のパラジウム系統のメッキは、
表面硬度がとても硬いためバフではまるで歯が立たず、メッキ剥離をすることが出来ません。

※ベゼルパーツのCASIOやその他の刻印文字は非常に浅い刻印もしくはレーザーですので
　キズ取りをしたらすべて消えてしまいます。

裏蓋のみはステンレススチール素材ですのでキレイに研磨することが可能です。
刻印文字も深さがあるので研磨しても消えないと思います。
サークルのヘアラインも可能です。価格はおおよそ￥4,000~5,000です。

お役に立つことが出来ず、誠に申し訳ございません。
また機会がございましたら宜しくお願い申し上げます。

もしこれが金メッキでしたら可能でしょうか？

ボタンは外してありますが、もし依頼したらボタンの再メッキ可能でしょうか？(おおよそ6mm×1.5mmの物)

ケース素材がアロイ合金もしくは真鍮ですので再メッキ加工は出来ません。
プッシュボタンも同様ですが、例えステンレススチールであっても
小さすぎるため再メッキ加工が出来ません。

相談室で真鍮でシルバーメッキのケースを再メッキできないかと言う相談で、仕上がりはあまりよくならないが、再メッキは可能だと言う相談を確認しましたが、このcasio sa-430がパラジウム系統ではなく、金メッキでも再メッキはできないと言う事でしょうか？そうであれば、違いはどこにありますか？しつこくすみませんがよろしくお願いします。

ケース素材がアロイ合金もしくは真鍮ですので古いメッキを剥離することが出来ないため、
再メッキ加工をしても新しいメッキがキレイに乗らないと思います。

過去にはお請けすることもございましたが、当時とはメッキ工場が変わったため
工場サイドで請けてもらえない事例が増えました。
また、中には、事前に「キレイな仕上がりにはなりません」とお伝えしたうえで
作業をいたしましたがその結果、クレームとなり、返金を要求されたりという事案もあり、
残念ながらお請けすることも出来なくなりました。
お役に立つことが出来ず、誠に申し訳ございません。

素材がステンレス以外の物は加工できないと言う事でしょうか？

他に腕時計の再メッキを行う専門店はご存知でしょうか？

再メッキ加工はここだけですか？

残念ながら再メッキ加工を請け負う修理業者さんは存じ上げません。