
質問者:ISAM 投稿日時:2012/02/02 12:08
度々、失礼致します。
オーバーホール時期が過ぎた時計のメンテナンスについて、お尋ねしたく、宜しくお願い致します。
新品で購入して8年になるジャガールクルトのクロノグラフを所有しており、5年ほど普通に使用して、オイルの蒸発、劣化を考えて、それ以降は、動かさずに冷暗所に保管しています。
ところが、時計に詳しい知人によると、オイルが切れていても、月に1回程度は、ゼンマイを巻き上げて機会を動かした方が、いろいろな意味で、ムーブメントに良いと言われたのですが、専門家から見て妥当なのでしょうか?
また、クロノのオーバーホールは、高額になるので、ある程度資金が溜まってから、お願いしようかと思っておりますが、ジャガールクルトは、御社のような修理屋さんには、パーツを供給しないと聞いたのですが、事実なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示賜れば、幸いです。
Re: /回答者:tamtime
投稿日:2012/02/06(Mon) 11:24:06
ISAM様、お問い合せありがとうございます。
油切れの状況での作動はムーブメントにとって決して良いことではありません。
機械式時計は、動ける状況ではないのにゼンマイの反発力で無理矢理動かされてしまいます。
時計内部の機械は数々の歯車、ネジ、パーツなどの小さな部品により構成されています。
この部品には潤滑に作動させるため、または部品の摩耗を防ぐために精密な注油がなされております。
この油は年月と共に汚れ、乾燥してしまうため、古く汚れた油をそのままにしておくと、
時計の精度に狂いが生じたり、パーツの摩耗を引き起こす原因になります。
オーバーホールという作業では、すべてのパーツを解体、洗浄し新しい油を注油します。
機械式時計、クォーツ式時計ともに3?4年に一度、オーバーホールすることが好ましいと言われています。
ぜひ、定期的なオーバーホールをお薦めいたします。
ジャガールクルトは、メーカーから一切のパーツ供給がありません。
純正パーツ交換を要する場合は、メーカー送りでの修理となる場合があります。
詳しくは拝見のうえ、お見積りさせていただきます。
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