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SEIKO 6105-8110 メンテナンス・防水について

質問者:room27 投稿日時:2014/09/22 23:50

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通称植村ダイバーです。オークションで落札したので内部の状態が不明で、一度オーバーホールに出したいと思っています。

その際、150m防水も確保できるようなメンテナンスができるか、お教えください。また、貴社は防水性能のテスト(測定)に専用の機具をお使いでしょうか。実際に水につかる使用を想定しているので、信頼できるメンテナンスであることが必要です。

宜しくお願い致します。

Re: /回答者:tamtime

投稿日:2014/10/01(Wed) 19:29:26

room27様、お問い合わせありがとうございます。

植村ダイバーですか?これほど古いモデルですとさすがに防水保証は出来ないでしょう。

防水機能は製造者であるメーカーがそれを保証するものです。
防水機能は永遠ではありません。
製造されたときから年々、経年劣化、ご使用劣化により防水性能が低下します。
防水パッキンはゴムであったり、プラスチックであったりですので経年劣化していきます。
同時にケース、裏蓋などの金属部分もサビや酸化などにより腐食劣化します。
汗の成分は、水よりもはるかに早く金属劣化を起こすという分析もございます。

弊社にも、腕時計専用の防水試験機を完備しております。それらを使い、
われわれ修理技術者も可能な手段にて防水性が保たれるように努めますが、
パッキンを交換したり、グリスシールをした上で防水検査機器でテストを実施する程度が限度です。
また防水検査も、基準気圧にて合格か不合格かを○×判定するだけのものです。

以上のことなどから、弊社では防水性能保証をすることは出来ません。

経年劣化などもあり、新品の時よりも防水条件が悪くなっていることをぜひともお知り置きください。
以上、宜しくお願い申し上げます。

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