
質問者:獣 投稿日時:2017/01/17 09:36
ご担当者様、初めまして。
ブライトチタンなど、国産チタン製時計の研磨ができない(中止となった)というお話がたびたび上がるのですが、これにはどんな理由があるのでしょうか。貴社以外でも、初期の頃はこのサービスを行っていましたが今は中止となっているようですので、何が起こったのか気になっています。
勝手な想像ですが、
・研磨はできたが時間の経過とともに本来の仕上がりより一気に劣化してしまった
・モデルにより材質や表面仕上げが異なり、新しいモデルほど対応が困難
・・他?
個人的に、初期のブライトチタンの、バンドのみで良いので、何とかならないかと思っているのですが、ご相談させていただくことも難しい状況でしょうか?
Re: /回答者:tamtime
投稿日:2017/01/20(Fri) 19:49:29
獣様、お問い合わせありがとうございます。
最近の国産ブランドのチタン素材は、キズを防止するために表面に硬質のコーティングを
施しているものが主流となっております。
それでも「キズが付きにくい」というだけで実際は、やはりキズが付いてしまいます。
今までもキズ取り研磨のご依頼をいただき、我々も苦心してみましたが、
とても硬いコーティングのため研磨バフではまったく歯が立たず、どうしてもキズを
除去することが出来ませんでした。
国産ブランドのチタン素材は残念ながら研磨不能のためお預かりすることが出来ません。
お役に立つことが出来ず、誠に申し訳ございません。
一方、舶来ブランドのチタン素材はコーティングもないため
従来通りの外装キズ取り研磨が可能です。
Re: /質問者:獣
投稿日:2017/01/23(Mon) 15:08:44
ご回答ありがとうございました。
しつこいようですみませんが、まだ理解不足なので後学のためにもう少し教えていただければと思います。
>最近の国産ブランドのチタン素材は・・
とありますが、だいたいいつ頃からという基準はあるのですか?また、チタン合金の合成技術や表面処理が年々進化し、種類が多すぎて個別に把握しきれない(研磨出来るかどうかの判断が難しい)ということなのでしょうか。
例えば、セイコーGSではチタン素材のものでも研磨サービスをやっているようですが、これはGSのチタン素材が純チタンであるからなのか、それともメーカーならではのノウハウがあるからなのか、その辺りが分かると、今後購入の際の参考にもなるのでありがたいです。
お忙しいところお手数をおかけしますが、ご回答よろしくお願いします。
Re: /回答者:tamtime
投稿日:2017/01/23(Mon) 19:48:18
それがいつ頃からなのかは定かではございません。
以前のチタンは、別途、素材に粘り気があったりしたのでやはり磨きずらいという印象でした。
各メーカーは素材開発もしてるのでしょうけれど、その特性などは外部に知らされることも
ありませんので、最近の素材については詳しいことはわかりません。
メーカーにお尋ねなさってみてください。
Re: /質問者:獣
投稿日:2017/01/24(Tue) 12:41:33
ご回答ありがとうございました
いずれ、お世話になることもあると思いますが、その際はよろしくお願いします。
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