ベゼルの研磨について
質問者:S.U 投稿日時:2020/11/28 19:56
不注意で時計のベゼル部分に傷をつけてしまいました。貴社の研磨で対処できるか、ご教示願います。
【写真1枚目】
赤丸で囲った傷部分。
【写真2枚目】
赤丸で囲った部分のエッジがぶつけたことにより変形しています。
青丸が本来の形状です。
(赤丸部分だけを研磨すると他とバランスが取れないと思いますので、全体的に研磨して形状を揃えて頂ければと思います)
お手数ですが何卒、宜しくお願い致します。
Re: /質問者:tamtime
投稿日:2020/12/01(Tue) 16:00:07
S.U様、お問い合わせありがとうございます。
弊社にて研磨が可能かと思いますが、どちらの箇所も非常に厳しい部分です。
【写真1枚目】
ベゼル6時の部分ですが、かなり鋭く、思いのほか深いキズのように見受けられます。
ベースがサークル状のヘアライン仕上げであるため、部分研磨が出来ませんので
全周を研磨することになります。
刻印文字もある面で、文字に配慮しなければならないため深いキズは取り切れない場合もあります。
【写真2枚目】
エッジは峰になっている部分です。ぶつけて凹んだ峰を立てるには
峰を構成する2つの面を削りながらエッジを立てます。
この部分はすぐ隣りにホーニング部分(サンドブラスト)があるため、
おそらく手を掛けてしまうとホーニングがテカってしまいます。
「全体的に研磨して形状を揃えて」というとホーニング部分が全部テカってしまいます。
以上のことから、このエッジ部分は残念ながら作業をすることが困難でしょう。
感想としては、お時計は新品同様にシャープでとてもキレイな状態であるため、
まだまだ研磨するには早すぎるのではないかと思います。
永年、使い込んでキズだらけのケースを研磨すると、新品のように蘇った感覚が得られますが
機械で切削された新品ケースを手作業での研磨によって手を加えるのですから
逆にマイナス的な効果になってしまうのではないでしょうか。
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