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再メッキを行うためにはメッキ剥離溶剤で古いメッキを剥離させる必要がございます。
こちらのお時計のケース素材は真鍮製ですが、真鍮ケースにはメッキ剥離溶剤を
使用することが出来ません。
このメッキ剥離溶剤はステンレス以外の素材を侵してしまう特性があるため
真鍮製ケースや銀製（シルバー925）のケースに対しては使用することが出来ないのです。

金メッキならばケース研磨にて古いメッキをある程度まで剥離することが出来るのですが、
銀色系のロジウムメッキ、パラジウムメッキなどは表面硬度が非常に硬いため
バフ研磨ではとてもじゃないですが歯が立たず、完全な剥離をすることが出来ません。
ある程度の状態で剥離に見切りをつけ、再メッキをすることになります。
そのため、ケースの表面をツルツルに磨き上げることが出来ないので、
メッキが剥がれたところと、残っているところとのわずかな段差などを滑らかにすることが
出来ず、再メッキ加工後も段差が見えてしまったりすることがあります。

ケース研磨の基本料金が￥9,000ですが減額出来る場合があります。
ケース再メッキ加工はおおよそ￥25,000~となります。
詳しくは拝見の上、ご案内させていただきます。

※昨今の貴金属の高騰によりメッキ工場の価格が大幅に改定、大幅値上げとなりました。
　なにとぞご了承ください。

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