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TUDORのラグ傷の原因について

質問者:シロ 投稿日時:2024/03/11 17:53

写真1

写真2

写真3

お世話になります。
疑問があり質問いたします。
大手通販業者でTUDORのブラックベイ54を購入した際に、メタルバンドを外して納品してもらいました。
するとラグ4箇所の同じ様な場所に傷があり返品しました。別途画像参照
別業者で買い直したものを御社でメタルバンド外しをお願いしましたが、一箇所だけ同じ様な場所に傷がありました。(正面からは視認できずラグサイドの極小さな欠けなのでクレームではありません。満足しております。)
そこで質問なのですが、この箇所に傷が発生する原因は何でしょうか?
私は素人で詳しくは存じませんが、両つかみでバネを挟みながら引っ張るだけなのになぜこっち側に傷が出来るのか不思議なのです。
ちなみに、もう1つ持っているブラックベイ32もラグ一箇所の同じ場所にサテン部がえぐれたような小さな傷がありました。
TUDOR特有の構造によるものなのか?
是非プロのご回答をお待ちしております。

Re: /質問者:tamtime

投稿日:2024/03/12(Tue) 15:52:00

シロ様、お問い合わせありがとうございます。

このような小傷はおそらく、バネ棒によって付いてしまうものと思われます。
バネ棒にてブレスレットを取り付ける構造の時計は、一様に起こるはずです。
バネ棒の先端が尖っていて、かつバネの反発力が強いと
スライドする際にバネ棒がケースに擦れる時に付くものと思われます。
革バンドの着脱においてはそれでもまだ、キズは付けにくいですが
ブレスレットバンドで金属のエンドピースが付いたタイプのバンドは
着脱の際、ラグの間にエンドピースをスライドさせるしかないため
その際にバネ棒によりキズが付くことになります。
ラグの間に挟まれたエンドピースは斜めに角度をつけることが出来ないので
そのまま平行にスライドさせるしか方法が無いためです。
ラグの内側はバネ棒穴の周囲には必ず、このようなキズが付いてしまいます。
バンドが付いてしまうと見えない部分で、保護も出来ないため誠に申し訳ございません。
さらにラグの表側は、ラグからエンドピースが外れる瞬間、バネ棒が反発する力で
ラグの表側を弾くときにキズが付くのではないかと思います。
それでもキズが付かないように配慮をするのですが、バネ圧が強いバネ棒は
外れる瞬間に表側を弾いてしまうのだと思います。
TUDOR特有ということではなく、バネ棒にてブレスレットを取り付ける場合は
どんなブランドでもありうるキズなのだと思いますが、
やはり今後のお取り扱いには出来る限りの細心の配慮が必要なのだと感じました。
貴重なご意見をいただき誠にありがとうございました。

Re: /質問者:シロ

投稿日:2024/03/12(Tue) 18:35:26

丁寧にご説明いただきありがとうございます。納得いたしました。
平行にスライドさせる必要があること、バネ圧の強いバネ棒があること
ラグの内側や角の部分は保護が出来ないことによりどうしても限界があるのですね。ご説明を受けて気持ちよく時計を使えます。

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