つるぴか様、お問い合わせありがとうございます。

弊社では新品仕上げという言葉はあまり使わないようにしております。
一度ご使用になられた時計は打痕キズなど、とても深いキズがあったりすると、すべてを消し去ることが困難なものがあります。
また製造課程にてパーツごとにキレイに研磨が出来た商品でも、完成品となった今では、パーツ同士の隙間にバフが届かなかったりすることが多く、
新品のような仕上がりが期待出来ない個体も多く存在するからです。
もちろん「研磨仕上げ」においては、可能な限り新品に近づけるような
努力を惜しみませんが、どうしても限度が出来てしまうのが事実です。
どのくらいのキズまで消すことが出来るかというと、ご回答に苦しみますが
本来のシェイプを崩さないレベルまで、ということになります。
「キズ消し」は凹みを埋める訳ではなく、一番深い部分まで削り取ることでキズを消します。
しかし、キズをとることに夢中になりすぎると丸いケースも楕円になりかねません。
それではもともこもありませんので楕円になる前に作業をやめることになります。
この時点で残ったキズは取りきれないキズになるわけです。

表面仕上げは、鏡面はもちろんヘアライン仕上げも可能です。
また、梨地のようなつや消しのホーニング仕上げも出来ます。

おおまかな研磨方法はサイト内に写真で紹介しておりますのでご覧下さい。
研磨するための番手につきましては残念ながらご回答を差し控えさせていただきます。

研磨をご依頼いただきました皆様からは、お喜びのお言葉を頂戴しております。
よろしければ、一度、ご依頼なさってみてはいかがでしょうか？