古いHeuer懐中時計ケースの再メッキ
質問者:オレオ 投稿日時:2014/03/02 06:41
こんにちは。1940年代のオリジナルパーツのHeuer懐中時計を購入したのですが、幅50mmのクロームメッキのケースがかなり剥げて、真鍮の地金が見えています。そこでメッキを削り取り、地金を研磨した上で、パラジウムか、もし出来るのであればホワイトゴールドで、竜頭も含めて再メッキをお願いしたいです。一番、知りたいのは、裏の外ぶたの内側にあるHEUER名やケース番号などの刻印が消えないように出来るかどうかです。たとえば、裏の外ぶたの内側面を樹脂などでコーティングしておいて、外側面だけメッキすることは可能でしょうか?もし、メッキしても、薄いので刻印が消えるとはないのであれば、それでも良いかと思います。修理費の概算も教えていただきますよう、お願い致します。
Re: /回答者:tamtime
投稿日:2014/03/05(Wed) 16:57:54
オレオ様、お問い合わせありがとうございます。
再メッキ加工は、古いメッキの剥離や下地処理としての研磨などがセットで必要となります。
メッキの厚みは2~5ミクロン程度しかないためそのままメッキをしても傷など、すべて見えて
しまいます。あらかじめ下地処理などの方法を検証する必要がございます。
画像から拝見する限り、おそらく本体の素材は真鍮ではないかと思われます。
真鍮や亜鉛合金などの素材ですとメッキ剥離溶剤の使用が出来ません。
メッキ剥離溶剤が真鍮を侵してしまうためです。
そのため、手作業での研磨によるメッキ剥離を行いますが、シルバー色のパラジウム系統の
メッキは、表面硬度がとても硬いため、研磨用工具では完全な剥離が出来ません。
また、刻印などを消してしまわない限度までの研磨となりますので、ある程度の状態で
メッキ剥離に見切りをつけ、再メッキをすることになります。
基本料金はケース研磨が¥9,000、再メッキ加工が約¥10,000程度です。
詳しくは拝見の上、お見積りのご案内をさせていただきます。
お見積り・修理のご依頼は、サイト内「無料!お見積りキット」からお申し込みください。
Re: /質問者:オレオ
投稿日:2014/03/05(Wed) 17:37:42
さっそくのご回答、ありがとうございました。この個体については、新品同様にすることを想定しているわけではなく、オリジナルの状態を維持するために、これ以上、腐食が進まないようにすることが、再メッキの主な目的です。従って、研磨については、ほどほどで構いません。
別件で、ヴァシュロンの金張り懐中時計を持っているのですが、竜頭だけが後から付けたシルバーカラーのモノで、あまり美しくないので、竜頭だけを、できるだけ厚めにYGメッキしていただこうと思っております。
以上、2件につき、お見積もりをお願いしようと思います。
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