キングセイコーの修理に関するお伺い

質問者：Y.I　投稿日時：2021/04/12 22:02

写真1

写真2

写真3

ご担当者様
初めてお問い合わせ致します。
タンスに祖父の遺品の時計を見つけました。型式は、裏蓋を見ると４４０２ー８０００とあります。
使用しなくなってから優に２０年以上は経過していますが、竜頭を巻いたら動きました。日付も竜頭を回せば変わります。
そこで、きれいにして使用したいと思うのですが、添付写真をご覧いただき、修理可能かお伺いします。
修理をお願いしたいこと
・再メッキ（ハゲや欠けがあります）
・プラスチック風貌の美化
・文字盤の美化（８時方向あたりに剥がれ）
・竜頭交換（おそらく社外品なので、純正か近いものに）
・ベルトを黒革ベルトに交換（なぜかマルマンのベルトがついています）
・オーバーホール（パワーリザーブが１０時間を切っています）
以上

Re: ／質問者：tamtime

投稿日：2021/04/13(Tue) 11:21:17

Y.I様、お問い合わせありがとうございます。

KING SEIKO 4402ー8000は1970年代、今から50年ほど前に作られたお時計です。
古いお時計でも弊社にてメンテナンスが可能かと思われます。
20年以上、動作していなかったお時計は精密な油も硬化しているため
オーバーホールをしないままでは動かさないでください。

外装も、ある程度まではキレイにすることが可能です。
再メッキ加工は下地処理としての外装研磨がセットで必要となります。
メッキの厚みは2~5ミクロン程度しかないため、そのままメッキをしても傷など、
すべて見えてしまいます。メッキの仕上がりを左右する大切な工程です。
ケースの欠けている部分は埋め戻しなどは実施することが出来ません。

文字盤はチョイ直しは不可能ですので文字盤書き換え（リダン）となります。
革バンドもお好み、ご予算に応じてご用意することが出来ます。

〇オーバーホール基本料金　￥30,000
○ケースメッキ剥離　　　約￥ 4,000（必要に応じて）
○ケース研磨　　　　　　　￥ 9,000
〇ケース再メッキ加工　　約￥10,000
〇プラスチック風防研磨　　￥　　0（ケース研磨に含む）　
〇リューズ交換（拝見のうえお見積り）
　
詳しくは拝見の上、ご案内させていただきます。
お見積り・修理のご依頼は、ページ下「修理のご依頼・見積り」からお申し込みください。

Re: ／質問者：Y.I

投稿日：2021/04/14(Wed) 08:14:19

丁寧なご回答、誠に有難うございます。竜頭に触れないようにします。
相談させて頂いたのに申し訳有りませんが、妻の説得に時間がかかる見込みです。修理のお願いは後日になると思われますが、ご了承願ます。