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修理可能かのご質問

質問者:すみの 投稿日時:2020/08/06 16:43

写真1

写真2

お世話になります。
グランドセイコークオーツのsbgx103なのですが、
15秒〜40秒の間、インデックスの秒に対して秒針が0.2秒ほど進んでおります。
それ以外の秒はきちんと合っているのですが
これを綺麗に調整いただくことは可能でしょうか?

Re: /質問者:tamtime

投稿日:2020/08/07(Fri) 11:44:57

すみの様、お問い合わせありがとうございます。

弊社は永年にわたり、SEIKO、ORIENT、RICOH、DCブランド、etcの
腕時計の組立て事業を行ってまいりました。
バブルの最盛期は月産15万個の腕時計を製造していた時代もありました。

メーカー各社には「秒針の刻み位置と文字盤の目盛の一致」については、
基本的な時計製造規格がございます。

時計の文字盤の秒目盛りは一周360°に対し60分割=1目盛り6°という角度で
目盛りが印刷されております。

それに対し、クォーツムーブメント(機械)は秒針一周360°に対し
60回(60秒)刻むように設計されておりますが、その刻み角度は
けっして6°ではありません。
なぜならば、歯車には遊び(クリアランス)が必要であるため
刻み角度をすべて均一にすることが出来ないためです。
刻み角度は5°もあれば7°もあるわけですが、説明のためラフな言い方をすれば
結果60回刻めばOKな設計です。

以上のことからお解かりのとおり、キッチリ6°という角度で印刷された
文字盤目盛りと、ラフなムーブメントの刻みをすべての秒で一致させることは
まず不可能です。
そこで、「製造規格」なるものがあります。
「0秒の位置で文字盤の目盛りと秒針の先端がおおよそ一致していれば
他の位置での目盛りズレは不良ではない」というものです。
また、「0秒の目盛りと秒針の先端は1/4秒(1.5°)までのズレは合格範囲とす
る」という規格を採用している国産大手メーカーもあります。
1/4秒とはおおよその歯車の遊び範囲です。

弊社では、組立部において腕時計の新品製造経験をつみ、基本製造規格を
熟知した技術者のみが修理部に配属されます。

修理部にてお預かりしたお時計も、0秒の位置で刻みが一致するように
努めておりますが、上記のような時計の能力を超えてまでの
調整はできませんので、あらかじめご了承ください。

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