
質問者:ダバ 投稿日時:2023/05/02 11:59
Re: /質問者:tamtime
投稿日:2023/05/02(Tue) 14:30:06
ダバ様、お問い合わせありがとうございます。
キズ取りはケース研磨が必要ですが、同時に再メッキ加工も必要です。
再メッキ加工の工程では、古いメッキをすべてキレイに剥離しなければなりませんが
古いメッキを剥離させるためにはメッキ剥離溶剤を使用します。
ところが、このメッキ剥離溶剤はステンレス以外の素材を侵してしまう特性があるため
真鍮製のケースや銀製(シルバー925)のケースに対しては使用することが出来ません。
ベンチュラのケースは真鍮製ですので剥離溶剤の使用は厳禁です。
金メッキであれば、ケース研磨にて古いメッキをある程度まで剥離することが
出来るのですが、銀色系のロジウムメッキ、パラジウムメッキなどは
表面硬度が非常に硬いためバフ研磨ではとてもじゃないですが歯が立たず、
剥離することが出来ません。
以上のことから、ベンチュラはキズ取り研磨及び再メッキ加工は
残念ながらお取り扱いをすることが出来ません。
お役に立つことが出来ず、誠に申し訳ございません。
また機会がございましたら宜しくお願い申し上げます。
クリックで詳しい説明を表示※画像は一例です
お見積りはメールとwebで、簡単にチェック!お預かりした時計を一級技術者がしっかり検査し、修理の必要な箇所を写真を交えてご説明致します。解かりやすい説明で、どなたにも安心してご依頼いただけます。
クォーツから機械式、高級ブランド時計まで
卓越した修理・オーバーホールの技術で貴方の時計を甦らせます。
時計の修理・オーバーホールの「タムタイム」